ベストパフォーマンス

いきなりですがこの間、Mr.ChildrenのFCから会報と年賀状が届きました。
ここでMr.Childrenの話をするのもちょっと場違いなんですが、
色々思うとこがありまして、ここで書きたいと思います。

Mr.Childrenのボーカルの桜井さん、会報によると、去年は本当に激動だったそうで
風邪や蕁麻疹で何度病院に行ったかわからない、リハーサルの時も喉の調子がいま三つと
万全なまま本番をむかえることが出来なかったと書いていました。
ご本人はそのことについて年齢的なものもあるんじゃないかと。
その言葉に続いて、来年の目標についてこんなことを書いていました。

どんなに自己管理とか言ったって、体調を崩すときはあるのです。
崩さないように「自己管理すること」に縛られて、それが逆に
ストレスになるくらいなら、あまりストイックになるのは避けたい。
ならば、体調を壊した時の覚悟と心構えをしっかりとしておこうと思います。

ベストコンディションで試合に臨めるアスリートなどほんのわずかです。
怪我をしていたり、疲れがたまっていたり、だましだましだけれど、
それでもベストなパフォーマンス目指していくのです。
ベストコンディションだからベストパフォーマンスができるかといったら
それもまた違うのでしょう。

欠点を欠点のままで終わらせずに、それを逆手にとったり、
新しい方法を切り開いたりしてプラスに転じていく、
そのメンタリティこそが必要だったと、今年の自分にかけていたものを、
来年に向けて発見したのでした。


読んでただただ目から鱗。


そういえば、自分はヌッツォのことは2002年の紅白で既に知っていたんですが
ヌッツォにはまったきっかけというと2004年の紅白でした。
2004年の紅白はヌッツォにとって、ものすごい辛かったと思います。
紅白を見る前からヌッツォの調子のことは知っていました。

あの時の「新選組!メインテーマ」はけしてベストな状態ではなかったのにそんなことを微塵に感じさせない歌声でした。
今まで紅白や歌番組で見て「あ、良いなぁこの歌」って思うことがあってその人が歌うCDを借りたり買ったことは何度かありました。
けど、ヌッツォの歌声はそれだけで終わるのではなく、「これを生で聴いたらどれだけスゴイんだろう」とすぐに思いました。
すぐにアルバムを聴いて。それがまたものすごい衝撃で。
「あぁ、早く生で聴きたい」って紅白の後はその衝動にかられっぱなしでした。


去年の洗足の音楽祭も、約1年ぶりに聞くヌッツォの歌声にワクワクしながら行ったのですが
会場で体調不良と聞いて一気に体中の血が引きました。
それから舞台に出てきてくれたとき、もう嬉しいという気持ちより、
「出てきても大丈夫なんだろうか」という気持ちでいっぱいでした。

序盤の歌を聴いてもハラハラしていて心の中で「どうか倒れませんように」と何かの神様に祈っていた気がします。
歌い終わってすぐに拍手がわきおこって。
最後の「誰も寝てはならぬ」の合唱と歌い終わってからの大喝采があったときはホッとしました。
紅白でも、洗足でもヌッツォはけして万全じゃありませんがとても素晴らしかったです。
きっと、体調不良の分まで挽回できる『何か』がどちらにもあったからだと思います。

もちろん、絶好調のレクチャーも最高でした。

そしてとうとうこのサイトも2年目を迎えることが出来ました。
2年やって思ったことは、更新していくことで一番大事なことは「健康である」ことだと思いました。

1年目は右も左もわからない状態でただただ突き進むという感じで。
2年目はちょっとづづ余裕が出来て、ヌッツォのコンサートもたくさん行けて、そして実際に会場で
ファンの方とお会いして色々お話が出来たりして。
たくさんの方に助けてもらって、支えて頂いて。本当に幸せな1年でした。



この2年間、自分の好きなことを(ガイドライン)やって、それが来てくださっている皆様に
受け入れられているということはものすごく幸せなことだと思います。

これからも、良い意味で今までと変わりなく、やっていけたら幸いです。
2年間、どうもありがとうございました。

長々と書いたのにイマイチまとまりのない文章で申し訳ありません…。
今年も「ジョン・健・ヌッツォのガイドライン」を宜しくお願いします。

2007/01/25 管理人:ドアのぶ